26日の日経平均は先週末比209.46円安の16,544.56円
26日の日経平均は先週末比209.46円安の16,544.56円、高値は16,707.45円、安値は16,514.93円。東証1部の出来高は15億2635万株、売買代金は1兆6944億円、値上がり銘柄数527銘柄、値下がり銘柄数は1326銘柄、変わらず124銘柄。日経平均は大幅続落。
前場の日経平均は続落。先週末の欧米株安を嫌気する動きから売りが先行。買い材料が乏しいなか、円相場が1ドル100円台後半と強含んでいることも投資家心理を悪化させた。午前11時16分には前場の安値1万6601円83銭(前週末比152円19銭安)まで下げ幅を拡大、売り一巡後も戻りは限定的となっている。
後場の日経平均は一段安。後場の寄り付きこそは日銀によるETF(上場投資信託)買い期待など背景に買いが先行したものの勢いは続かず。買い一巡後は再び軟化、下げ幅を拡大すると午後14時55分には、本日の安値となる1万6514円93銭(先週末比239円09銭安)まで下落し、ほぼ安値引け。先行きの円高懸念のほか、黒田日銀総裁の講演で「追加緩和の手段はマイナス深掘りと長期金利目標引き下げが中心」などと発言内容も銀行株にはマイナス要因の一つとなった。
東証33業種では、医薬品、繊維製品が値上がりした。一方、保険業、鉱業、空運業、海運業、銀行業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはさが美(8201)、2位はリニカル(2183)、3位は虹技(5603)。一方、値下がり率トップはジャパンディスプレイ(6740)、2位はTDK(6762)、3位はT&Dホールディングス(8795)
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