26日の海外動向と本日の相場見通し 欧州発金融不安再燃、「IoT」関連には注目

27日大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比100円安の16300円、高値は26日23時55分の16310円、安値は26日16時50分の16240円でした。26日夜の大統領候補の第1回のTV討論会を前にした買い手控えに加え、米司法省から巨額の和解金を求められているドイツ銀行の経営不安再燃を背景にした、欧州株式市場の下落や、米国金融株の連れ安が響きました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の11月物は前週末比1.45ドル高の1バレル45.93ドルでした。28日のOPEC非公式会合を前に、増産凍結合意への期待が相場を押し上げました。NY円相場は1ドル=100円30~40銭の65銭の円高・ドル安でした。

 

一部のドイツ誌が前週末、ドイツ銀行に対し、メルケル独首相は公的に支援をするつもりがないとの趣旨の観測記事を掲載したことで、26日のドイツ銀行株が大幅に下落し、1999年のユーロ発足以来の最安値を更新しました。このため、欧州発の世界的な金融不安が高まり、欧米株式市場で金融株が売られています。また、円相場が対ドルで1ドル=100円台のドル安・円高になっています。本日は9月の配当権利付き最終売買日のため、権利取りの買いが見込めます。しかし、さすがに外部要因の悪化が著しいので、日経平均は3日続落の見通しです。想定レンジは75日移動平均線(27日現在16357.40円)~5日移動平均線(同16623.52円)です。物色面では、「IoT」分野で、日米が連携して国際規格や標準技術の策定に乗り出すと伝わり、「IoT」関連への資金流入が期待されます。

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