個別銘柄情報(10/13分)

コスモス薬品(3349)、野村は目標株価を引き上げ
22870円 1030円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の17500円から21500円に引き上げた。17.5期営業利益は好天などを背景とした既存店好調を主因に計画超過を予想したという。会社は今後、期末店舗数の10%を年間出店目標に掲げ、向こう5年内には関東進出を図る方針。関西・中部は新店も順調に立ち上がっており、中期で成長持続が予想されるそうだ。既存店収益の安定化を評価してDCFの割引率を引き下げ目標株価を算出したという。

タカラバイオ(4974)、野村は目標株価を引き下げ
1466円 44円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1720円から1600円に引き下げた。18.3期以降の次世代シーケンサー(NGS)関連試薬の欧米売上予想を引き下げたという。米国バイオ企業の資金調達環境悪化で、NGS機器メーカーIllumina社の売上が減少したと見られ、同社のNGS試薬売上成長が想定より鈍化すると判断し予想を見直したそうだ。野村では、研究でのNGS技術の浸透、機器の稼働率上昇による同社試薬の中期的な売上成長を見込むが、短期的には新規機器導入に伴う試薬売上が減少すると予想したという。

東芝(6502)、CSは目標株価を引き上げ
366.5円 11.2円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の360円から460円に引き上げた。同社個別要因として、3DNAND立ち上げコスト低減や歩留まり改善、18/3期には64層3DNAND量産によるコストダウンが見込まれ、NAND利益率改善が期待できると見たという。NAND営業利益を17/3期1370億円(利益率16.2%)、18/3期2250億円(同20.7%)と、久々の通期のNAND利益率20%超え、四半期営業利益率25%も射程圏に入ってきたと考えたそうだ。

日産自(7201)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
986.0円 5.5円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の1400円から1600円に引き上げた。今回、業績予想は、為替前提に17/3期上期実績を織り込み(17/3期3Q以降1ドル=100円、1ユーロ=110円は据え置き、その他通貨は従来7/8時点→9/30時点)、販売台数予想(17/3期430.5万台→427.5万台〈会社計画430.0万台〉、18/3期453.0万台→450.0万台、前期比5%増)や費用効率化等を見直し、17/3期予想営業利益7000億円(為替影響は従来比△100億円、会社計画7100億円)、18/3期予想8100億円(前期比16%増)ともに据え置いたという。当面は、米国ライトトラックやインフィニティなどを中心とした新車攻勢によるグローバル販売の挽回が焦点となるそうだ。

いすゞ(7202)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
1184.0円 25.0円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の1500円から1600円に引き上げた。業績予想は下方修正したが、目標株価はセクター全体の算定基準変更に伴い、目標株価を変更したという。国内外の競争激化影響等を考慮して、17/3期予想の営業利益を、1730億円→1660億円(前期比3%減、為替影響は従来比△10億円、会社計画1750億円)、18/3期予想は1870億円→1830億円(10%増)に下方修正したそうだ。

トヨタ(7203)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
5969円 12円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の6200円から6800円に引き上げた。業績予想の上方修正、並びにセクター全体の算定基準変更に伴い、目標株価を変更したという。業績予想を、為替前提に17/3期上期水準を織り込み(17/3期3Q以降1ドル=100円、1ユーロ=110円は据え置き、その他通貨は従来7/8→9/30時点)、販売台数予想(17/3期は892万台据え置き〈会社計画890万台〉、18/3期は929万台→922万台、前期比3%増)を見直し、「収益改善」効果等を考慮、17/3期予想の営業利益は1兆7700億円→1兆8100億円(37%減、為替+400億円、会社計画1兆6000億円)、18/3期予想は2兆300億円→2兆600億円(14%増)に上方修正したそうだ。

マツダ(7261)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
1623.0円 10.5円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の1500円から1780円に引き上げた。業績予想の上方修正、並びにセクター全体の算定基準変更に伴い、目標株価を変更したという。17/3期予想の営業利益を、1160億円→1440億円(前期比37%減、会社計画1700億円〈計画前提は1ドル=110円、1ユーロ=125円〉)に上方修正し、18/3期予想は1600億円(11%増)を据え置いたそうだ。

ミクシィ(2121)、みずほは目標株価を引き下げ
3600円 65円安
みずほ証券は、同社の投資判断は「買い」に据え置いたが、目標株価を従来の6200円から4800円に引き下げた。17/3期1Qが10四半期振りの前年同期比減収となり、2Q業績も不透明感が強いため、「『モンスト』のピークアウト」がより意識されるリスクも否めないことを考慮し、目標株価を修正したという。ワンコンテンツへの依存度が高いが、(1)リスクシナリオ前提でもキャッシュを考慮すれば割安感が強く、(2)『モンスト』を「キャッシュ・カウ」と位置付け、そのキャッシュフローを成長が期待できるインターネット領域に再投資する戦略は理にかなっていると評価され、(3)実際に「チケットキャンプ」のような有望なビジネスも立ち上がる兆しもみせていること、などから投資判断「買い」は継続したそうだ。

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