14日の日経平均は前日比82.13円高の16,727.78円

14日の日経平均は前日比82.13円高の16,856.37円、高値は16,866.56円、安値は16,739.73円。東証1部の出来高は16億2616万株、売買代金は1兆9660億円、値上がり銘柄数1100銘柄、値下がり銘柄数は749銘柄、変わらず136銘柄。日経平均は反発。

前場の日経平均は小反発。市場予想を大幅に下回った前日発表の9月中国貿易統計の内容からの世界景気の不透明感、欧米市場の下落などを背景に売りが先行した。その後はすぐにプラス圏に切り返し、午前9時7分には前場の高値1万6840円21銭(前日比65円97銭高)を付けた。ただ、買い上がる材料には乏しく再度マイナス転換した後にプラス転換など、方向感が定まらず前日終値を挟んでのもみ合いとなっている。

後場の日経平均は上げ幅を拡大。後場は昼休み中の日経平均先物の上昇を受け買いが先行。その後も円安が一段と進行すると、午後14時48分には、本日の高値となる1万6866円56銭(前日比92円32銭高)まで上昇。前場の方向感に欠ける展開から一転、後場は円安を背景に買い戻し優勢の展開となった。なお、10月限オプションSQ概算値は1万6741円77銭。

東証33業種では、鉱業、石油石炭製品、情報・通信業、保険業、その他金融業が値上りした。一方、サービス業、繊維製品、倉庫運輸関連、食料品、水産・農林業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはモバイルクリエイト(3669)、2位はソフトバンク・テクノロジー(4726)、3位は東天紅(8181)。一方、値下がり率トップはみらかホールディングス(4544)、2位はトレジャー・ファクトリー(3093)、3位はディップ(2379)

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