25日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境に大きな変化なく、日経平均は「もみあい」
26日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比40円安の17340円、高値は25日23時05分の17430円、安値は26日01時19分の17330円でした。25日のNYダウは反落、前日比53.76ドル安の18169.27ドルでした。四半期決算や収益見通しが失望されたスリーエムやキャタピラーが売られた一方、決算が予想を上回ったP&Gなどが買われました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の12月物は前日比0.56ドル安の1バレル49.96ドルでした。NY円相場は小幅に続落、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=104円20~30銭でした。一時104円87銭と7月29日以来ほぼ3カ月ぶりのドル高・円安水準を付けましたが、10月の米消費者信頼感指数が98.6と前月の103.5から低下し、市場予想にも届かなかったため、ドルは急速に伸び悩みました。
外部環境に大きな変化はありません。この結果、本日の日経平均も、方向感の乏しい「もみあい」となりそうです。想定レンジは5日移動平均線(25日現在17203.73円)~25日移動平均ベースのボリンジャーバンドプラス3σ(同17547.40円)です。なお、昨日の日経平均は前日比130.83円(0.76%)高と堅調でしたが、東証マザーズ指数は同13.22ポイント(1.39%)安の936.43ポイントと、大幅に4日続落しました。主因は、昨日東証1部に新規上場したJR九州(9142)や、主力の輸出関連株に短期マネーが集中した結果、小型株が全般的に換金売りに押されたためとみられます。このような状況下、本日は日経平均が「もみあう」一方で、東証マザーズに代表される小型株が買い戻されるか否かに注目しています。
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