2日の日経平均は307.72円安の17,134.68円

2日の日経平均は前日比307.72円安の17,134.68円、高値は17,283.60円、安値は17,080.59円。東証1部の出来高は20億5634万株、売買代金は2兆2079億円、値上がり銘柄数173銘柄、値下がり銘柄数は1768銘柄、変わらず45銘柄。日経平均は大幅反落。

前場の日経平均は大幅反落。前日の米市場が米大統領選の不透明感を背景に続落したほか、円高・ドル安が嫌気され売りが先行した。売り一巡後は押し目買いに下げ渋る場面があったものの、戻りは弱く再び軟化し、午前11時16分には前場の安値となる1万7169円72銭(前日比272円68銭安)を下げ幅を拡大させた。後場は日銀によるETF(上場投資信託)買い期待も米大統領選の不透明感を前にその影響は限定的になる可能性も。また、祝日前、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、様子見ムード、リスク回避の動きから一段安の展開も想定しておいたほうがいいかと思う。

後場の日経平均は軟調推移の一段安。米大統領選に対する不安感などを背景にしたリスク回避の動きが後場も継続し、寄り付きから売りが先行。午後13時48分には、本日の安値となる1万7080円59銭(前日比361円81銭安)まで一時下げ幅を拡大させた。その後、大引けにかけては下げ渋るものの、今晩のFOMC、明日の祝日を前に戻りは限定的。様子見ムードが強い展開となった。

東証33業種では、値上りは鉄鋼、食料品の2業種のみ。一方、非鉄金属、海運業、保険業、ガラス土石製品、不動産業が値下がり率上位に並んだ。個別では、東証1部の値上がり率トップはアルテック(9972)、2位は日本デジタル研究所(6935)、3位は日本ハム(2282)。一方、値下がり率トップはインターワークス(6032)、2位はアトラ(6029)、3位はNTN(6472)

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