10日の海外動向と本日の相場見通し トランプ次期大統領関連と自動運転関連に注目
11日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比210円高の17510円、高値は10日21時12分の17560円、安値は10日16時30分の17280円でした。10日のNYダウは4日続伸し、前日比218.19ドル高の18807.88ドルでした。過去最高値を8月15日以来およそ3カ月ぶりに更新しました。来年1月にトランプ政権が発足すれば、民主党政権下で強まった金融や製薬業界への規制が緩和されるとの期待から、金融株やヘルスケア株が買われ、また、インフラ関連も買われました。NY原油先物相場は4日ぶりに反落、WTI期近の12月物は前日比0.61ドル安の1バレル44.66ドルでした。IEAが10月のOPEC加盟国による石油供給が過去最高になったと指摘したことが嫌気されました。NY円相場は5日続落し、前日比1円15銭円安・ドル高の1ドル=106円75~85銭でした。トランプ次期大統領が公約とするインフラ投資などの景気浮揚策で、先行きのインフレ率が高まれば米利上げペースが加速するとの観測も広がり、ドルが買われました。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは17500円±200円程度です。売り方の損失覚悟の買戻しや、出遅れた投資家の買いで、「上がり易く、下がり難い相場」が週末にもかかわらず展開されそうです。物色面では、米インフラ投資拡大関連、防衛関連、ロシア関連などトランプ次期大統領関連銘柄に加え、自動運転車を開発するベンチャーのZMPが11月14日に東証の上場承認を受け、12月19日に上場するスケジュールで準備を進めていると伝わっており、自動運転関連も賑わいそうです。
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