6日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均の上値は重いが下値も堅い
7日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比70円高の18470円、高値は7日04時53分の18480円、安値は6日17時02分の18350円でした。6日のNYダウは続伸、前日比35.54ドル高の19251.78ドルと、連日で過去最高値を更新しました。ゴールドマン・サックスが、231.38ドルと約９年ぶりの高値を更新、同業のＪＰモルガン・チェースも買われ、ダウを押し上げました。NY原油先物相場は５日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の１月物は前日比0.86ドル安の１バレル50.93ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝113円95～114円05銭、前日比15銭円安・ドル高でした。
NYダウが堅調で、ドル/円相場も1ドル＝114円アラウンドの円安推移なら、本日の日経平均は堅調に推移するでしょう。ただし、上値では個人、年金等の国内勢からの利益確定売りが出る可能性が高いと考えます。一方、下値では売り方の損失覚悟の買戻しと、出遅れた投資家の押し目買いが入るため、底堅い動きが見込めそうです。
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