12日の海外動向と本日の相場見通し ５日移動平均線がサポートへ
12日のシカゴ日経平均先物６月物は16065円大証比135円高でした。高値は16130円です。ＮＹダウは反発し、前日比164.84ドル高の17721.25ドルでした。原油先物相場の急伸が買い材料になりました。ＮＹ原油先物相場は大幅に３日続伸、ＷＴＩ期近の５月物は前日比1.81ドル（4.5％）高の１バレル42.17ドルでした。ロシアのインタファクス通信が12日、サウジアラビアとロシアが増産凍結で一致したと報じたことが好感されました。ＮＹ円相場は８日ぶりに反落、前日比60銭円安・ドル高の１ドル＝108円50～60銭でした。
原油先物高、米株高、円高一服を受け、本日の日経平均は16000円を回復し、堅調推移が見込まれます。円相場睨みの動きが続くため、神経質な動きは予想されますが、８日の15471.80円、11日の15525.49円で目先の底入れを果たしたとのムードが強まるでしょう。また、５日移動平均線（12日現在15793.32円）を割り込まない限り、テクニカル的にも「強気」が維持できるとみています。想定レンジは15800円～16200円程度です。当面は、25日移動平均線（同16600.40円）付近までの戻りを期待したい状況です。
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