27日の海外動向と本日の相場見通し 実質1月相場入り、個人の節税売り終了はポジティブ
28日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比80円高の19420円、高値は28日00時11分の19440円、安値は27日16時30分の19350円でした。3連休明け27日のＮＹダウは続伸、前週末23日比11.23ドル高の19945.04ドルでした。また、ナスダック総合株価指数は続伸、同24.752ポイント高の5487.441ポイントと、20日に付けた過去最高値を更新しました。ＮＹ原油先物相場は３日続伸、ＷＴＩ期近の２月物は23日比0.88ドル高の１バレル53.90ドルでした。ＮＹ円相場は横ばい、前週末23日の終値と同じ１ドル＝117円40～50銭でした。
ＮＹダウが2万ドル大台目前で推移し、出遅れていたハイテク株が上昇しナスダック総合指数が過去最高値を更新するなど、外部環境は良好です。このため、本日の日経平均も、強い動きが期待されます。想定レンジは19400円±150円程度です。本日から来年受け渡しとなり、実質1月相場入りのため、受渡日ベースでの個人からの節税売りがなくなることは、需給面でプラスに作用するでしょう。この傾向は、新興市場中心に小型株に顕著に出てくる見通しです。
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