28日の海外動向と本日の相場見通し 年末で閑散相場、外部環境悪化で軟調な「もみあい」
29日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比130円安の19300円、高値は28日の19時22分の19470円、安値は終値でした。28日のNYダウは3日ぶりに反落し、前日比111.36ドル安の19833.68ドルでした。心理的節目の2万ドルを前に上値が重いことが嫌気されました。NY原油先物相場は4日続伸、WTI期近の2月物は前日比0.16ドル高の1バレル54.06ドルでした。NY円相場は1ドル=117円20~30銭の20銭の円高・ドル安でした。
NYダウの上昇一服、ドル/円相場の円安一服を受け、本日の日経平均は続落が見込まれます。想定レンジは19300円プラスマイナス150円程度です。積極的に上値を買い上がる材料は見当たりません。一方、下値を売り叩く材料も見当たりません。結果、軟調な「もみあい」となるでしょう。なお、前日の東証1部の売買代金は1兆5591億円と、昨年12月28日以来1年ぶりの低水準でした。年末で、国内外の市場参加者が激減していることが主因でしょう。この傾向は、本日も継続し、閑散相場は続く見通しです。
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