個別銘柄情報(12/29分)
ダイフク(6383)、野村は目標株価を引き上げ
2472円 65円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の2150円から2900円に引き上げた。野村では、通期営業利益は17.3期が225億円(下期が前年同期比横這いの123億円)、営業利益率7.0%、18.3期が前期比11%増の250億円、同利益率7.4%を予想したという。為替前提をドル115円(従来102円)とし、原価改善効果をも鑑みFA&DAやAFA、Atecなどの営業利益、および営業外収支を増額修正したそうだ。
レーザーテク(6920)、野村は目標株価を引き上げ
2242円 102円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1813円から2711円に引き上げた。半導体及びFPD製造装置の市場環境は、週を追って改善しており、業績予想を上方修正したという。同社はFPD用マスク検査装置やEUVL用ブランクス検査装置などの新製品の立ち上がり、半導体用マスク検査装置でのシェア上昇などにより、15.6期に過去最高益を更新、今後もシリコンサイクルやクリスタルサイクルの影響は受けながらも、中期的に利益成長を遂げていくものと予想したそうだ。
塩野義(4507)、野村は目標株価を引き上げ
5491円 35円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の8000円から8200円に引き上げた。18.3期には国内新薬の主力であるCrestorおよびIrbetanのGE発売が見込まれるほか、海外Crestorのロイヤルティー収入減少も継続するという。厳しい環境の中でも、HIV治療薬DTGの好調に伴うロイヤルティー収入増、新薬イベントも加わり、営業増益が見込まれるそうだ。
ゆうちょ銀行(7182)、野村は目標株価を引き上げ
1400円 9円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1310円から1620円に引き上げた。足元内外で長期金利が上昇傾向にあるものの、同行の円債ポートフォリオの運用主対象である中期債利回りは引き続きマイナス圏にあり、コア資産の運用環境が厳しい点に当面変わりはないという。とはいえ、近年運用体制を強化し、外債等サテライト・ポートフォリオの運用は相応の成果を収めているそうだ。有価証券ポートフォリオに潤沢な含み益(9月末、ヘッジ勘案後で4.25兆円)を有しており、持続的な実現益計上並びに配当水準の維持には懸念がないとみているという。
アビスト(6087)、いちよしは「A」でカバレッジを開始
3555円 360円高
いちよし経済研究所は、同社について、新規にレーティングを「A」、フェアバアリューを4700円でカバレッジを開始した。16.9期連結業績は自動車関連向けを中心に請負業務が拡大し、過去最高業績を達成。17.9期も同傾向が続くと考え、売上高84億円(前期比14%増)、営業利益15億円(同17%増)と会社計画はやや保守的といちよしでは予想したという。主力の設計開発アウトソーシング事業は順調な推移を予想。また、水素水製造販売事業は、商品の認知度向上などにより、17.9期より黒字定着が見込まれるそうだ。
りそなHD(8308)、MUMSSはレーティングを引き下げ
598.6円 17.0円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同590円から580円に引き下げた。MUMSS目標株価を達成したことから、レーティングを引き下げたという。業績予想は、17/3期の当期利益は1880億円、前年比2.3%増、同2Q累計の期初通期会社予想比の達成率61%などを踏まえ増額修正。18/3期以降も回復傾向を予想したそうだ。
アスクル(2678)、MUMSSはレーティングを引き下げ
4030円 160円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価は同4050円から4100円に引き上げた。MUMSS目標株価を達成したことから、レーティングを引き下げたという。短期でみると、17/5期は売上高と営業利益共に会社予想を下回ると予想し、18/5期は「新」大阪センターの稼動を主因とする減益予想からネガティブだそうだ。但し、中長期では、中堅企業向けの間接財一括購買システムSOLOEL ARENAが売上成長を牽引するという前回からのポジティブな見方を継続したという。
国際帝石(1605)、大和は投資判断を引き下げ
1180.5円 12.5円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価は同1060円から1130円に引き上げた。12月27日時点のブレント原油$56/バレル・為替117円/$を前提としても、2017年度のROEは2.5%と試算され、これに基づく適正PBRは0.58倍と試算されるという。実績PBR0.59倍は、足元の原油・為替等の外部環境を概ね織り込んだ水準にあると考えたそうだ。長期的にはIchthysプロジェクト貢献によるROE上昇と増配に期待するという。
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