4日の海外動向と本日の相場見通し ダウが続伸で、日経平均も強い動きが見込まれます
5日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比30円高の19660円、高値は5日04時36分の19670円、安値は5日00時34分の19520円でした。４日のＮＹダウは続伸、前日比60.40ドル高の19942.16ドルでした。2016年の米新車販売台数が過去最高を更新したことや、世界的な製造業景況感指数の改善などが好感されました。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反発、ＷＴＩ期近の２月物は前日比0.93ドル高の１バレル53.26ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝117円20～30銭の50銭の円高・ドル安でした。
昨日の大発会は去年とは対照的な好スタートとなりました。日経平均は去年の大納会比582.73円安に対して、今年は同479.79円高と、1996年以来、21年ぶりとなる大きさを記録しました。４年ぶりに大発会で上昇し、終値は19594.16円と、ピン引けとなり、16年12月20日以来２週間ぶりに昨年来高値を更新しました。
そして、4日のＮＹダウが続伸しているため、本日の日経平均も強い動きが見込まれます。想定レンジは19600円±150円程度です。ただし、円相場が若干円高気味であり、また、ＮＹダウも2万ドル大台を前に足踏みしているため、上値は上値で重そうです。その一方、売り方の損失覚悟の買戻しや、出遅れた投資家の押し目買いで、下値も相当堅いでしょう。
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