9日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は前週末終値19454.33円アラウンドのもみあいでしょう
９日のシカゴ日経平均先物３月物は前週末比30円高の19430円、高値は19695円、安値は19405円でした。ＮＹダウは反落、前週末比76.42ドル安の19887.38ドルでした。原油先物相場の下落でエクソンモービルやシェブロンなど石油株が売られ、米金利低下でゴールドマン・サックスが下落しました。トランプ次期米大統領が11日に記者会見する予定で、今後の政策などについての発言を見極めたいとの様子見ムードが強かったようです。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の２月物は前週末比2.03ドル安の１バレル51.96ドルでした。イラク南部の輸出港からの原油の輸出量が16年12月に増え、過去最大規模になったと９日に伝わったことが嫌気されました。ＮＹ円相場は反発し、前週末比１円円高・ドル安の１ドル＝115円95銭～116円05銭でした。
ＮＹダウが反落し、ドル/円相場が1ドル＝116円アラウンドで円安が一服しているため、本日の日経平均は前週末終値19454.33円アラウンドのもみあいでしょう。想定レンジは19450円±100円です。米国市場同様、トランプ次期米大統領の11日の記者会見での発言内容を見極めたいとの様子見ムードが強い状況が、終日続きそうです。
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