個別銘柄情報(1/12分)

積水化(4204)、GSは「買い(コンビクション)」でカバレッジを開始
1938円 44円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社について、新規に投資判断を「買い(コンビクション)」、目標株価を2400円でカバレッジを開始した。「セキスイハイム」ブランドで展開する住宅事業のイメージが強い同社だが、高い技術力で世界トップシェアを握る自動車合わせガラス用中間膜を中心とする高機能プラスチックス事業が、高付加価値化による単価上昇を背景に今後5年間の増益を牽引すると考えたという。09/3期から7期連続で増益を遂げている同社だが、中間膜を成長のエンジンとして連結営業利益は17/3期971億円→21/3期1318億円へと更に拡大を予想したそうだ。

オムロン(6645)、GSは「買い」でカバレッジを開始
4575円 75円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社について、新規に投資判断を「買い」、目標株価を5300円でカバレッジを開始した。ポイントは(1)本社直轄事業(バックライト、パワコン等)の事業改革の一巡、(2)円安による交易条件の改善、(3)IAB(制御機器事業)でのフルラインナップ体制構築の3点だという。特に(3)はIoT化及び電動化の需要増を掴む上で重要であり、同社の長年にわたる種蒔きの成果が結実する日は近いという。同社売上高の4割を占めるコア事業であるIABの売上高成長が業界平均以上に浮揚するステージがいよいよ到来すると考えたそうだ。

THK(6481)、GSは投資判断を引き上げ
2634円 71円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を同2600円から3100円に引き上げた。電動アクチュエータの増加などの構成改善が再び起こると予想したという。加えて1HCY17はiPhoneの大型モデルチェンジが予想され、同社はその恩恵を物量増に加えて構成改善との形で享受すると予想したそうだ。また、為替前提を変更(1ドル=115円[従来110円]、1ユーロ=120円[同115円]、1元=16.5円[同16.0円])したという。

ファナック(6954)、GSは投資判断を引き下げ
20145円 130円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価は同20500円から22000円に引き上げた。短期的には相対的に低いテック産業向け寄与度が故に業績の上振れ余地が他のFA銘柄に比べ限定的に留まると考えたという。FA事業の売上成長率は今後3年間でロボット事業を上回るとは考え難いそうだ。一方、為替前提変更などを反映した新GS予想(17/3-19/3期営業利益を+3%/+5%/+5%増額)に基づき、今後12ヵ月の目標株価を変更したという。

ポーラオルHD(4927)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
10250円 260円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「1」から「2」に引き下げ、目標株価は同9240円から9880円に引き上げた。16/12期の営業利益予想を据え置いたが、17/12期営業利益予想を334億円から350億円へ5%(16億円)、18/12期は368億円から384億円へ4%(16億円)増額したという。(1)従来予想時からの円安進行に伴い、インバウンド売上高の予想を増額したこと、(2)新商品「リンクルショット」の売上高予想を増額したことが背景だそうだ。一方、株価に割安感乏しくなったことから、投資評価を引き下げたという。

GSユアサ(6674)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
475円 13円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「1」から「2」に引き下げ、目標株価を同460円から450円に引き下げた。足元の鉛価格(国内31万円/トン、海外2000ドル/トン〈LME〉)が今後も継続した場合、そのマイナス影響は、18/3期に顕在化すると考えたという。インフレ環境下にある海外での価格転嫁は、アフターマーケットにおいても比較的可能だとみられるが、市場が縮小傾向にある国内では、転嫁が進まない可能性を考慮し、18/3期には、国内で10億円のマイナス影響が営業利益に発生すると予想したそうだ。

ネクソン(3659)、CSは投資評価を引き下げ
1706円 27円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Outperform」から「NEUTRAL」に引き下げ、目標株価は同1800円から1900円に引き上げた。好調な3Q決算の反映および為替前提の見直し(円安ポジティブ)に伴い業績予想を修正し、目標株価を変更したという。韓国PCの回復が想定よりも早く、日本もヒットタイトルの創出で下げ止まり感が出てきたことはポジティブだそうだ。一方、好調なファンダメンタルズに加え、円安がプラス材料とみなされ、株価はCS目標株価水準まで上昇したと考えたという。

住友不(8830)、MUMSSはレーティングを引き上げ
3098円 6円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Underweight」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同2920円から3230円に引き上げた。円安の一段進行、マンション市況の回復期待をバリュエーションの諸前提に反映し、大手不動産3社の目標株価を引き上げたという。また、18/3期の同社の不動産販売(マンション分譲)が概ね堅調と予想することを主因に、18/3期以降のMUMSS営業利益予想を上方修正したそうだ。

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