個別銘柄情報(12/12分)
みらかHD(4544)、野村は目標株価を引き下げ
4935円 90円高
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の6150円から5800円に引き下げた。17.3期売上高予想を国内の受託臨床検査業の病院案件の競争激化を織り込み下方修正したという。基幹システム「ナビラボ」開発中止による、減価償却費10億円減を織り込み、営業利益は10億円上方修正したそうだ。一方、「積極的に攻める」、「基礎研究を強化」など竹内社長の11月の説明会でのコメントから推測すると、18.3期は費用が増える可能性が高いという。
戸田建(1860)、野村は目標株価を引き上げ
639円 5円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の556円から681円に引き上げた。業績の進捗を考慮して、建築の採算の見通しと受注予想を引き上げて、利益予想を上方修正したという。17.3期上期は大型の病院の受注が全体の増加を牽引したそうだ。手持ち工事には大型案件が多いため、18.3期では建築の売上高の増加はまだ小幅と考えているが、19.3期以降では増収に寄与するという。
オークマ(6103)、MUMSSはレーティングを引き上げ
1117円 16円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Underweight」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同520円から1170円に引き上げた。従来、円高に加え、原油価格の下落など世界のマクロ環境の不透明感に伴う主力の汎用機の受注苦戦などから、18/3期も2桁減益を想定していたという。今回、円安進行と原油価格のリバウンドなどから、今後の受注が回復に向かうというシナリオに変更、MUMSS利益予想を大幅上方修正したそうだ。
牧野フ(6135)、MUMSSはレーティングを引き上げ
987円 46円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同630円から1200円に引き上げた。従来のエクイティストーリーは、受注環境は同業他社比で堅調だが、円高影響などが大きく、18/3期以降も業績回復は緩慢との見方だったという。今回、為替前提を円安方向に修正。更に、IT、航空機向けに対し出遅れていたエンジン加工などの自動車向け受注が、環境規制強化等を背景に、今下期以降、回復に向かうと想定したそうだ。18/3期以降のMUMSS業績予想を上方修正したという。
九州電(9508)、MUMSSはレーティングを引き上げ
1287円 25円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同1140円から1570円に引き上げた。原子力利用率のMUMSS前提の引き上げ(燃料費減少)等による17/3期~19/3期のMUMSS予想の経常利益の上方修正や目標株価算出基準期の変更により、目標株価を引き上げたという。株価上昇カタリストは、玄海原発3号機の再稼働等だそうだ。
北海電(9509)、MUMSSはレーティングを引き下げ
924円 24円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同1530円から1060円に引き下げた。原子力規制委員会による泊原子力発電所3号機に関する安全審査で、防波堤に関する審査に要する時間が従来MUMSS予想よりもかかるリスクを考慮して、19/3期一杯泊原子力発電所3号は再稼働しないという保守的な見通しに変更したという。18/3期~19/3期のMUMSS予想経常利益の主な下方修正要因は、原子力利用率のMUMSS前提の引き下げによる火力燃料費の増加だそうだ。
カシオ(6952)、MUMSSは目標株価を引き下げ
1666円 17円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Overweight」に据え置いたが、目標株価を従来の2400円から2000円に引き下げた。カバレッジセクター内における同社の今後の株価パフォーマンスが相対的に上位になると考え、レーティングは「Overweight」を継続したという。17/3期3Q(10-12月)以降の為替前提を1ドル110円(従来100円)、1ユーロ115円(同1ユーロ110円)へ変更。上期に為替ヘッジが不完全だったコンシューマ事業と損益改善の遅れるシステム事業の見通しを引き下げたそうだ。
アカツキ(3932)、東海東京は「Outperform」でカバレッジを開始
2702円 500円高のストップ高買い気配
東海東京調査センターは、同社について、新規にレーティングを「Outperform」、目標株価を6500円でカバレッジを開始した。東海東京では、17/3期通期予想を売上高101億円(前年比69.1%増)、営業利益33億円(同52.1%増)と予想したという。売上高、営業利益ともに会社計画を上回ると予想したそうだ。既存の自社タイトル、他社協業タイトルが共に好調に推移しているという。特に「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」はグローバル30カ国でリリースされ、1億ダウンロードを突破。同社の看板タイトルに成長したそうだ。
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