個別銘柄情報(3/1分)
三井金(5706)、SMBC日興は「1」でカバレッジを開始
384円 13円高
SMBC日興証券は、同社について、新規に投資評価を「1」、目標株価を500円でカバレッジを開始した。主力の極薄銅箔はファインピッチ化のニーズから携帯電話での使用原単位が急速に伸びる見通しだという。20/3期、銅箔を含む機能材は19/3期比で33%の増益を予想したそうだ。立ち上げに苦戦し、多額の減損損失を計上したカセロネス銅鉱山は17/3期に103億円の赤字、18/3期に70億円の赤字、19/3期に収支均衡までの回復を予想したという。
三菱UFJ(8306)、みずほは投資判断を引き上げ
748.2円 9.8円高
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を同800円から900円に引き上げた。MUAHやモルガン・スタンレーを通じた米国からの収益は大手銀行内で最も大きく、来期以降、円安や米国金利上昇・景気拡大の恩恵を最も享受できると考えたという。加えて、タイのアユタヤ銀行とのシナジー効果も具現化しており、今後の収益貢献が期待できるそうだ。こうした収益源の多様化が国内預貸ビジネスの縮小や外債残高減少に伴うキャリー収益の減少を補う展開を想定したという。
千葉銀(8331)、みずほは投資判断を引き上げ
785円 変わらず
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を同790円から870円に引き上げた。相対的に良好な貸出ビジネスや法人役務を中心とした手数料収益、積極的な株主還元姿勢といったバランスの取れた堅実な経営を評価したという。また、外債ポートフォリオに係るリスクも小さいと判断されるそうだ。今3Q決算時に発表された自己株式取得を加算すると、銀行側の17/3期通期単体当期純利益計画(490億円)に基づく総還元性向は約55%と計算されるという。
北陸電(9505)、MUMSSはレーティングを引き下げ
1095円 15円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Underweight」に引き下げ、目標株価を同870円から830円に引き下げた。エクイティストーリーを変更したという。3Q決算発表で、同社は17/3期会社計画の年間配当金を35円とした(16/3期の年間配当金は50円)。17/3期MUMSS予想の年間配当金を会社計画と同様に35円(従来50円)に下方修正。MUMSSでは、18/3期~19/3期も志賀原子力発電所2号機は再稼働しないと想定し、経常利益の低迷が続くと考え、18/3期~19/3期の年間配当金を20円に下方修正したそうだ。
牧野フ(6135)、野村は目標株価を引き上げ
1102円 57円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の980円から1160円に引き上げた。「ミッド・サイクル」(製造業景気全体とほぼ同じ)である工作機械需要が世界全体で底入れし、18.3期に回復が予想されるという。同社は金型(スマホや家電部品、自動車用など)、自動車部品、航空機部品の加工に適した特徴ある機械を揃え、競争力は健在でだそうだ。このため、需要回復を見込み利益予想を増額修正したという。
かんぽ生命(7181)、東海東京はレーティングを引き下げ
2733円 25円高
東海東京調査センターは、同社のレーティングを従来の「Outperform」から「Neutral」に引き下げ、目標株価は同2800円から3000円に引き上げた。17/3期末の東海東京予想のEEVは3.3兆円(前年比4.9%増)と前回予想の3.4兆円から減額修正したという。金利の更なる上昇余地は限定的とみることと、金利ボラティリティの上昇がEEVに悪影響を与えると考えたそうだ。また、営業面では、「簡易生命保険誕生100周年キャンペーン」効果により上期まで順調であった新契約獲得も、下期以降、キャンペーン効果の一巡に16年8月に実施した予定利率引き下げの影響もあって、鈍化を見込んだという。
三菱商(8058)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
2559.5円 25円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の3000円から3100円に引き上げた。17/3期純利益は、会社計画4400億円をやや上回る4500億円を予想したという。18/3期純利益は旧3650億円→新4440億円、19/3期は旧3900億円→新4320億円と、原料炭や銅のSMBC日興前提価格の引き上げに加えて、非資源事業においても堅調な伸びを想定したそうだ。非資源事業の純利益(一過性損益を除いた実態ベース)は、現中計で同社が掲げた17/3期2400億円→19/3期2800億円の見通しを上回る、17/3期2630億円程度、18/3期2800億円程度、19/3期2890億円程度と予想したという。
ブリヂストン(5108)、ドイツ証券は目標株価を引き上げ
4516円 35円高
ドイツ証券は、同社の投資判断は「Hold」に据え置いたが、目標株価を従来の4250円から4500円に引き上げた。ペップ・ボーイズの買収見送りにより、ネットキャッシュポジションは1280億円に積み上がっていたという。借入による資金調達がない限り、自社株買いが毎年実施されるとは想定していないが、2年毎に実施される可能性があるそうだ。
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