新興市場急落、緊急ヒアリング、現場では苦情や相談が殺到し、担当者はてんてこ舞い
15日の日経平均は前日比32.12円安の19577.38円と小幅続落でした。しかし、東証マザーズ指数は前日比36.38ポイント（3.39％）安の1035.79ポイントと、25日移動平均線（15日現在1049.19ポイント）を割り込みました。また、日経ジャスダック平均は同29.71円（0.98％）安の3012.71円と反落しました。
本日の新興株を中心とした小型株の急落に関しては、市場関係者へのヒアリングベースでは、直近IPO銘柄が先週末に崩れ、その後の戻りが鈍いことでポジション全体の評価損益率、及びセンチメントが悪化したため、換金売りニーズが急速に高まり、それまでの人気銘柄への売りに波及したとみられています。なお、あっという間にこれまでの儲け分を吐き出してしまった個人も結構出ているもようです。また、投資顧問の相談窓口や、対面の証券営業の現場では、苦情や相談が殺到し、担当者はてんてこ舞いとか。
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