7日の海外動向 大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比80円高の18790円

8日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比80円高の18790円、高値は8日03時05分の18860円、安値は7日21時34分の18630円でした。7日のNYダウは反落、前日比6.85ドル安の20656.10ドルでした。米軍がシリア空軍基地に巡航ミサイルを発射したため、アサド政権を支援するロシアが反発するなど地政学リスクの高まりが嫌気されました。NY原油先物相場は4日続伸、WTI期近の5月物は前日比0.54ドル高の1バレル52.24ドルでした。NY円相場は続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=111円00~10銭でした。3月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比9万8000人増と、市場予想の約18万人を大幅に下回りました。しかしながら、鈍化は悪天候が一時的に影響したとみられることに加え、失業率は4.5%と07年5月以来、約10年ぶりの水準に低下したことが、ポジティブに評価されました。さらに、ダドリーNY連銀総裁が講演で、FRBの保有資産縮小を始めた場合の利上げ休止は「ごく短い間になりそう」と述べたこともドル買い材料になりました。

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