8日の海外動向と本日の相場見通し 上値では利食い売り出るも、下値は堅い
9日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比40円高の19910円、高値は9日05時20分の19930円、安値は8日18時47分の19780円でした。８日のNYダウは小幅続伸、前週末比5.34ドル高の21012.28ドルでした。ウォーレン・バフェット氏が保有株式を積み増したのが判明したアップルが、連日で最高値を更新し、米企業として時価総額が初めて8000億ドルを超えました。アップル１銘柄でダウを27.74ドル押し上げました。NY原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の６月物は、前週末比0.21ドル高の１バレル46.43ドルでした。NY円相場は続落し、前週末比50銭円安・ドル高の１ドル＝113円20～30銭でした。
米株が堅調なこと、1ドル＝113円台の円安を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。ただし、日経平均は昨日まで3連騰し、3日間の終値ベースの上げ幅は698.96円です。さすがに、上値では利食い売りも出るでしょう。その一方、売り方の評価損も膨らんだため、押せば買い戻したいというニーズも強いでしょう。このため、下がり難い需給が終日続く見通しです。想定レンジは19900円±100円程度です。
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