26日の海外動向と本日の相場見通し 堅調も米中首脳会談物別れリスクで上値は重い
27日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比240円高の22070円、高値は終値、安値は26日16時30分の21860円でした。26日のNYダウは5日ぶりに反発、前週末比354.29ドル高の24640.24ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発し、同142.869ポイント高の7081.853ポイントでした。米年末商戦が好調な滑り出しとなったことが好感されました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の2019年1月物は前週末比1.21ドル高の1バレル51.63ドルでした。NY円相場は反落、前週末比60銭円安・ドル高の1ドル=113円55~65銭でした。
米国株高、円安を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは22000円±200円程度です。ただし、外部環境好転を好感した買い一巡後は、伸び悩む可能性が高いでしょう。なぜなら、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は26日、トランプ米大統領がインタビューで追加関税の凍結を求める中国側の要求に応じる可能性は「極めて低い」と語ったと報じたからです。米中首脳会談が事実上の物別れに終わるリスクを考えれば、積極的な上値追いは厳しいと考えます。
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