15日の海外動向と本日の相場見通し 原油先物高、円安が日経平均にポジティブに作用
16日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比80円高の19970円、高値は終値、安値は15日18時27分の19850円でした。15日のNYダウは5日ぶりに反発、前週末比85.33ドル高の20981.94ドルでした。NY原油先物相場は4日続伸、WTI期近の6月物は前週末比1.01ドル高の1バレル48.85ドルでした。サウジとロシアは共同声明で「市場を安定させるため、できることは何でもする」と強調し、6月末の減産期限を2018年3月末まで9カ月延長するのが望ましいとの見解を示しました。これが買い材料になりました。NY円相場は1ドル=113円75~85銭、45銭円安・ドル高でした。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通しです。想定レンジは19900円±150円程度です。原油先物相場の上昇を受けエネルギー関連株が買われ、また、円安で輸出関連株が買われ、日経平均を押し上げるでしょう。
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