21日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は膠着、物流、陸運、軍事関連に注目
22日大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比変わらずの20110円、高値は21日23時32分の20160円、安値は21日16時35分の20040円でした。21日のNYダウは続落し、前日比57.11ドル安の21410.03ドルでした。原油先物安を受け、シェブロン、エクソンモービル、キャタピラーなど資源・エネルギー関連銘柄が売られダウを押し下げました。一方、ナスダック総合株価指数は反発し、前日比45.922ポイント高の6233.953ポイントでした。アップル、アマゾン、グーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブックなど主力のIT関連株が指数を押し上げました。NY原油先物相場は下落、WTI期近の8月物は前日比0.98ドル安の1バレル42.53ドルでした。一時は42.05ドルと期近物として16年8月11日以来ほぼ10カ月ぶりの安値を付けました。NY円相場は1ドル=111円30~40銭の10銭円高・ドル安でした。
NYダウは続落しましたが、ナスダックは反発しました。ドル/円相場は1ドル=111円台前半で膠着しています。このため、日経平均の上値は重いものの、下値も堅いでしょう。想定レンジは20100円±100円程度です。物色面では、アマゾンジャパンが独自の配送網の構築に乗り出すと伝わり、物流、陸運関連への関心が高まりそうです。また、米中両政府は21日、閣僚級による外交・安全保障対話の初会合をワシントンで開き、米国は北朝鮮への圧力強化に向けた具体的な行動を求めたそうです。一方、トランプ大統領は20日に「習近平国家主席の努力には感謝しているが、まだうまくいっていない」とツイートしました。このように、北朝鮮を巡る緊張感がやや強まったため、軍事関連にも物色の矛先が向かう可能性もあります。
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