12日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は強含みもみあい想定
13日の大阪ナイトセッション日経平均先物９月物は前日比70円高の20130円、高値は13日02時03分の20160円、安値は12日16時30分の20070円でした。12日のＮＹダウは続伸、前日比123.07ドル高の21532.14ドルと、６月19日以来ほぼ１カ月ぶりに最高値を更新しました。イエレンＦＲＢ議長が議会証言で追加利上げに消極的な「ハト派」寄りの姿勢を示したとみなされ、それを安心した買いが入りました。ＮＹ原油先物相場は３日続伸、ＷＴＩ期近の８月物は、前日比0.45ドル高の１バレル45.49ドルでした。ＮＹ円相場は続伸し、前日比80銭円高・ドル安の１ドル＝113円10～20銭でした。
イエレンＦＲＢ議長の議会証言を受けて、米利上げが緩やかになるとの観測が強まり、米長期金利が低下し、円買い・ドル売りの流れになっています。これは日経平均の上値抑制要因です。一方、ＮＹダウが最高値を更新し、投資家が運用リスクを取りやすくなっている点はポジティブ材料です。この結果、本日の日経平均は強含みもみあいをイメージします。想定レンジは20100円±100円程度です。
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