15日の海外動向と本日の相場見通し 下値は堅く、上値は重い、膠着相場
16日の大阪ナイトセッション日経平均先物９月物は前日比変わらずの19740円、高値は15日21時59分の19820円、安値は16日00時48分の19680円でした。15日のＮＹダウは３日続伸、前日比5.28ドル高の21998.99ドルでした。北朝鮮がグアム近海へのミサイル発射計画を見合わせるとの報道を受けて、米朝の軍事衝突への懸念が和らぎました。一方、 ナスダック総合株価指数は３日ぶりに反落し、同7.219ポイント安の6333.013ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の９月物は、前日比0.04ドル安の１バレル47.55ドルでした。ＮＹ円相場は続落、前日比１円円安・ドル高の１ドル＝110円60～70銭でした。
米朝の軍事衝突への警戒が後退し、円が対ドルで若干円安に振れていることは日経平均の下支え要因です。また、15日発表した７月の米小売売上高は前月から0.6％増え、市場予想の0.4％増を上回り、５月と６月分も上方修正されたこともポジティブです。しかし、15日のＮＹダウの上値は重く、ナスダックは下落しています。日経平均の上値を追う材料も見当たりません。結果、膠着するでしょう。想定レンジは19750円±100円程度です。
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