19日の海外動向と本日の相場見通し 上がり易く下がり難い需給が終日続く
20日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比20円安の20130円、高値は20日01時32分の20160円、安値は19日23時00分の20070円でした。19日のＮＹダは８日続伸、前日比39.45ドル高の22370.80ドルと６日続けて過去最高値を更新しました。米長期金利の上昇が続き、金融株が買われました。ナスダック総合株価指数も３日続伸、同6.684ポイント高の6461.323ポイントと13日以来４日ぶりに過去最高値を更新。Ｓ＆Ｐ500種株価指数は３日続伸し、３日続けて最高値を更新しました。ＮＹ原油先物相場は反落、ＷＴＩ期近の10月物は前日比0.43ドル安の１バレル49.48ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落、前日比５銭の円安・ドル高の１ドル＝111円55～65銭でした。
堅調な米国株、円安基調を背景に、本日の日経平均は年初来高値付近で、底堅く推移する見通しです。想定レンジは20300円±100円程度です。予想外の強い動きで、評価損の膨らんだ売り方のデルタ調整の先物買いや、出遅れた投資家の買いが入り続けるため、上がり易く下がり難い需給が終日続くでしょう。
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