25日の海外動向と本日の相場見通し 米株安、円高で上値は重いが、権利取りの買いで下値は堅い
26日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比90円安の20180円、高値は25日16時53分の20280円、安値は26日01時15分の20100円でした。25日のＮＹダウは３日続落、前週末比53.50ドル安の22296.09ドルでした。ナスダック総合株価指数は反落、同56.329ポイント安の6370.593ポイントでした。「ｉＰｈｏｎｅ８」の販売が想定以上に振るわない可能性が意識されている上、「Ｘ（テン）」の出荷や需要に対する不透明感を嫌気した売りが出て、アップル株は４日続落し前日比1.34ドル安の150.55ドルでした。また、ＣＥＯの株式売却を発表したフェイスブックは4.5％安となりました。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の11月物は、前週末比1.56ドル高の１バレル52.22ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝111円65～75銭、前週末比30銭円高・ドル安でした。
トランプ米大統領が23日、北朝鮮の体制は「先が長くない」とツイッターに投稿したことに対して、北朝鮮の李容浩外相が25日、「明確な宣戦布告だ」との声明を発表しました。これを受けて、本日の東京株式市場では、リスク回避的な動き、すなわち、株安、円高が意識されます。日経平均の想定レンジは20350円±100円程度です。ただし、北朝鮮問題に対しては投資家が鈍感になっている上、本日は9月の権利付き最終売買日のため、権利取りの買いも見込めるため、下値は下値で堅いでしょう。
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