７日の海外動向と本日の相場見通し 米上院共和党、法人減税の１年延期を検討報道を嫌気
８日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比150円安の22840円、高値は7日16時36分の23000円、安値は8日00時52分の22790円でした。７日のＮＹダウは６日続伸し、前日比8.81ドル高の23557.23ドルでした。４日連続で過去最高値を更新しました。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の12月物は、前日比0.15ドル安の１バレル57.20ドルでした。ＮＹ円相場は４日ぶりに反落し、前日比30銭円安・ドル高の１ドル＝113円95銭～114円05銭でした。
米紙ワシントン・ポスト（電子版）が「米上院共和党の指導部が法人減税の大半の実施を１年延期することを検討している」と報じたようです。議論はなお流動的のようですが、これは米国株にとってネガティブです。これを嫌気する格好で、本日の日経平均は終日利食い売りが優勢でしょう。ただし、前場下がれば日銀のＥＴＦ買いが入るでしょうし、売り方の買い戻しニーズもあり、下値は限定的と考えます。想定レンジは22800円±150円程度です。
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