9日の海外動向と本日の相場見通し ボラ上昇で日中値幅は大きくなりそうです
10日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比320円安の22580円、高値は9日16時37分の22950円、安値は10日02時33分の22320円でした。9日のNYダウは8日ぶりに反落し、前日比101.42ドル安の23461.94ドルでした。「米上院共和党が9日に発表する税制改革案で法人税減税を2019年に先送りする」との報道が嫌気されました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の12月物は前日比0.36ドル高の1バレル57.17ドルでした。NY円相場は1ドル=113円40~50銭の45銭の円高・ドル安でした。
米株安、円高を嫌気する格好で本日の日経平均は3日続落する見通しです。昨日からボラティリティーが上昇しています。日中値幅は大きくなりそうです。日経平均の想定レンジは22600円±200円程度です。IT関連を中心に、指数寄与度の高い値がさ株が下落し指数を押し下げそうです。なお、前場下げれば、後場には日銀のETF買いも入るでしょうし、下がれば売り方の買い戻しや、出遅れた投資家の押し目買いも入るため、後場は膠着感が強まりそうです。
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