11月30日の海外動向と本日の相場見通し 米株高・円安で、日経平均は３日続伸する見通し
１日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比140円高の22900円、高値は04時27分の22970円、安値は00時33分の22740円でした。11月30日のＮＹダウは５日続伸、前日比331.67ドル高の24272.35ドルと、過去最高値を３日続けて更新しました。 米税制改革への実現期待が高まり、金融や資本財など景気敏感株を中心に買われました。ナスダック総合株価指数は反発し、同49.584ポイント高の6873.973ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反発、ＷＴＩ期近の2018年１月物は、前日比0.10ドル高の１バレル57.40ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝112円50～60銭、60銭円安・ドル高でした。
米国株高と1ドル＝112円台の円安を受け、また、2016年７月以降、毎月第１営業日の日経平均は欠かさず上昇している経験則もあり、本日の日経平均は3日続伸する見通しです。想定レンジは22900円±150円程度です。個別では、７日付で東証１部への市場変更が承認されたシャープ（6753）が寄り付きから、ＴＯＰＩＸ連動ファンドの買いを見込んだ買いが入ることが見込まれます。また、ここ最近売り込まれている半導体関連がどの程度戻れるかに注目しています。
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