1日の海外動向と本日の相場見通し 日経は堅調推移、ノーベル賞関連が賑わいそう
２日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比80円高の24390円、高値は2日00時38分の24480円、安値は1日の始値の24320円でした。１日のＮＹダウは３日続伸、前週末比192.90ドル高の26651.21ドルでした。９月30日、ＮＡＦＴＡの見直し交渉で米国とカナダが合意したことが好感されました。一方、ナスダック総合株価指数は３日ぶりに反落、前週末比9.051ポイント安の8037.302ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は３日続伸、ＷＴＩ期近の11月物は前週末比2.05ドル高の１バレル75.30ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落、前週末比30銭円安・ドル高の１ドル＝113円95銭～114円05銭でした。
ＮＹダウの上昇、1ドル＝114円アラウンドの円安を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは24500円±200円程度です。2018年のノーベル生理学・医学賞を、京都大学の本庶佑特別教授が受賞しました。本庶氏の研究成果を生かし、小野薬品工業とブリストル・マイヤーズスクイブが、治療薬「オプジーボ」を共同開発したことで、小野薬品（4528）が賑わいそうです。また、ノーベル賞は生理学・医学賞が１日、物理学賞が２日、化学賞が３日にそれぞれ発表されるため、他のノーベル賞関連にも物色の矛先が向かいそうです。物理学賞ではカーボンナノチューブ、化学賞では電池関連への関心が高そうです。
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