17日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境を好感した買い一巡後は、日経平均は高値圏でもみあい

18日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比230円高の24050円、高値は18日05時09分の24130円、安値は17日16時48分の23810円でした。17日の米国株式市場では主要3指数が2営業日ぶりに揃って過去最高値を更新しました。NYダウは大幅反発、前日比322.79ドル高の26115.65ドルと初めて2万6000ドルの節目を突破しました。ボーイングが4.73%上昇し、1銘柄でダウを109.13ドル押し上げました。ナスダック総合指数は、前日比74.595ポイント高の7298.280ポイントでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の2月物は、前日比0.24ドル高の1バレル63.97ドルでした。NY円相場は6日ぶりに反落し、前日比85銭円安・ドル高の1ドル=111円25~35銭でした。

 

米株高を受けて、本日の日経平均は反発する見通しです。想定レンジは24000円±150円程度です。買い方にとっては最高の展開ですが、売り方にとっては最悪の投資環境です。一向に減らない、むしろ増加する評価損に苦しむ売り方の買い戻しニーズが非常に強い状況です。本日は終日買戻しが入り続けるでしょう。一方、上がれば個人の売りが出るため、良好な外部環境を好感した買い一巡後は、日経平均は高値圏で、もみあいとなるでしょう。

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