24日の海外動向と本日の相場見通し 米ハイテク株安とドル安を嫌気、225は続落へ
25日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比180円安の23730円、高値は24日17時03分の23940円、安値は25日03時18分の23590円でした。24日のＮＹダウは反発し、前日比41.31ドル高の26252.12ドルと、過去最高値を更新しました。米長期金利の上昇を受けて金融株が買われました。一方、前日夕に大幅な減益決算を発表したテキサス・インスツルメンツが急落し、これが他の半導体関連にも売りが波及し、ナスダック総合株価指数は同45.230ポイント安の7415.059ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の３月物は、前日比1.14ドル高の１バレル65.61ドルでした。ＮＹ円相場は続伸し、前日比１円05銭円高・ドル安の１ドル＝109円20～30銭でした。
米国の半導体を中心としたハイテク株安に加え、ムニューシン米財務長官のダボス会議での、「弱いドルが米国の貿易に関していいことなのは明らかだ」との発言を受けたドル安で、本日の日経平均は続落する見通しです。想定レンジは23750円±150円程度です。物色面では、一部投資情報サイトの特集記事を受けて、ＥＶ関連への関心が向かう可能性があるでしょう。
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