８日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は前日終値付近で堅調に推移
９日の大阪ナイトセッションの日経平均先物６月物は前日比20円安の22500円、高値は8日16時30分の始値22520円、安値は9日03時41分の22410円でした。８日のＮＹダウは小幅に４日続伸、前日比2.89ドル高の24360.21ドルでした。トランプ米大統領が午後、欧米など６カ国とイランが結んだ核合意から離脱すると表明し、シェブロン、エクソンモービルなど石油株が買われました。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の６月物は、前日比1.67ドル安の１バレル69.06ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝109円05～15銭の前日比横ばいでした。
外部環境は落ち着いています。よって、本日の日経平均も前日終値（22508.69円）付近で堅調に推移するでしょう。想定レンジは22500円±150円程度です。決算に関しては、本日240件、10日420件、11日831件、14日358件、15日380件の発表予定です。この内容を見極めたいというムードが週内いっぱい続くため、積極的な上値追いは、余程環境が好転しない限り厳しいでしょう。一方、環境事態は決して悪くない（円安基調、米株堅調等）ことに加え、下がれば日銀のＥＴＦ買いが支えるとの期待から下値も堅いとみています。
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