16日の海外動向と本日の相場見通し 米株堅調・円安で日経平均は3日ぶりに反発へ
17日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比80円高の22820円、高値は終値、安値は16日22時01分の22700円でした。16日のNYダウは反発、前日比62.52ドル高の24768.93ドルでした。メーシーズが16日に発表した四半期決算は市場予想を上回る増収増益となり、同社株は大幅高となり、過去52週高値を更新したことで、小売り株全般に買いが波及しました。ナスダック総合株価指数は反発し、前日比46.668ポイント高の7398.295ポイントでした。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の6月物は前日比0.18ドル高の1バレル71.49ドルでした。NY円相場は1ドル=110円35~45銭の5銭円安・ドル高でした。
米株が反発した上、円相場が1ドル=110円台の円安推移となっているため、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通しです。想定レンジは22800円±150円程度です。ただし、北朝鮮が6月12日に予定される米朝首脳会談の再考を警告したことについて、トランプ米大統領が16日、「まだ何も知らされていない。注視する必要がある」と述べました。このように、米朝首脳会談の開催を巡る不透明感が浮上したことは、上値抑制要因です。
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