23日の海外動向と本日の相場見通し 米株反発も、円高、関税、トルコの混乱で弱い
24日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比100円安の22620円、高値は23日16時30分の22630円、安値は23日18時43分の22470円でした。23日のNYダウは反発し、前日比52.40ドル高の24886.81ドルでした。FRBは米東部時間午後2時、5月のFOMC議事要旨を公表し、これを受けて利上げ加速の思惑が後退しました。ナスダック総合株価指数も反発し、前日比47.500ポイント高の7425.955ポイントでした。NY原油先物相場は下落、WTI期近の7月物は、前日比0.36ドル安の1バレル71.84ドルでした。NY円相場は続伸、前日比85銭円高・ドル安の1ドル=110円00~10銭でした。
米株は反発しましたが、為替がやや円高気味です。このため、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは22600円±150円程度です。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などが23日(日本時間24日早朝)、米政権が、現在2.5%を課している乗用車の関税を最大25%に上げる案を検討していると報じたことが嫌気されそうです。また、貨リラが大幅に下落したため、通貨防衛のためにトルコ中央銀行は23日、臨時で金融政策委員会を開き、「後期流動性貸出金利」を3.0%引き上げ年16.5%にすることを決めました。この新興国の混乱もネガティブ材料です。
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