5月31日の海外動向と本日の相場見通し 終日警戒感・様子見ムードの強い相場になりそう
1日の大阪ナイトセッションの日経平均先物６月物は前日比70円安の22120円、高値は5月31日17時53分の22270円、安値は31日23時50分の22010円でした。５月31日のＮＹダウは反落、前日比251.94ドル安の24415.84ドルでした。トランプ米政権がＥＵやカナダ、メキシコから輸入する鉄鋼とアルミニウムへの関税を発動すると31日発表したことが嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は反落、ＷＴＩ期近の７月物は前日比1.17ドル安の１バレル67.04ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝108円75～85銭の10銭円高・ドル安でした。
米株が軟調で、円相場が1ドル＝108円台後半で円安基調とは言い難いため、本日の日経平均は、軟調推移が見込まれます。想定レンジは22100円±150円程度です。トランプ米政権の貿易面での強硬姿勢は隣国や同盟国にも明確になりつつあるため、終日警戒感・様子見ムードの強い相場になりそうです。
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