７日の海外動向と本日の相場見通し 円高・ナスダック安・サミットで、日経平均は５日ぶりに反落する見通しです
８日の大阪ナイトセッションの日経平均９月物は前日比140円安の22670円、高値は７日16時30分の22810円、安値は８日03時01分の22590円でした。７日のＮＹダウは続伸、前日比95.02ドル高の25241.41ドルと、ほぼ３カ月ぶりの高値で終えました。一方、ナスダック総合株価指数は５日ぶりに反落し、前日比54.173ポイント安の7635.070ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の７月物は、前日比1.22ドル高の１バレル65.95ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝109円65～75銭の50銭円高・ドル安でした。
ＮＹダウは上昇も、ナスダックが反落し、為替も若干円高のため、本日の日経平均は５日ぶりに反落する見通しです。想定レンジは22700円±150円程度です。本日寄り付き段階で先物・オプションのＳＱ値が確定することは需給面のポジティブ要因です。しかし、主要国が米政権の強硬な通商政策への批判を強める中、Ｇ７首脳会議（シャルルボワ・サミット）が８～９日の日程で開催されます。このため、様子見ムードが強まりそうです。
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