12日の海外動向と本日の相場見通し 円安・米国株高で日経は続伸、25DMAの攻防
13日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比110円高の22320円、高値は13日05時23分の22330円、安値は12日16時53分の22190円でした。12日のNYダウは反発、前日比224.44ドル高の24924.89ドルでした。中国売上比率が高い銘柄が買い戻され、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、アルファベット(A株)、マイクロソフトなど、主力のIT関連株が相次ぎ過去最高値を更新したことが相場を押し上げました。ナスダック総合株価指数は前日比107.305ポイント高の7823.916ポイントとほぼ3週ぶりに過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は続落、WTI期近物の8月物は、前日比0.05ドル安の1バレル70.33ドルでした。NY円相場は4日続落、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=112円50~60銭でした。
米国株高、円安を受け、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは22300円±150円程度です。特に、円安がメリットになる主力の輸出関連が上昇し、日経平均を押し上げるでしょう。テクニカル的には、25日移動平均線(12日現在22328.13円)の攻防が予想されます。なお、本日は株価指数オプションとミニ日経平均先物7月物のSQ算出日です。SQ値確定後は、日本は3連休になるため、様子見ムードは強まるでしょう。
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