17日の海外動向と本日の相場見通し 米株高・円安で日経平均は４日続伸へ
18日の大阪ナイトセッションの日経先物９月物は前日比110円高の22830円、高値は18日02時14分の22850円、安値は17日19時35分の22640円でした。17日のＮＹダウは４日続伸、前日比55.53ドル高の25119.89ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発し、前日比49.399ポイント高の7855.118ポイントと過去最高値を更新しました。パウエルＦＲＢ議長は17日、米上院で議会証言と質疑応答に臨み、「減税や歳出拡大が米経済の成長を支え続けるだろう」、「現時点では緩やかな利上げを続けるのが最適だ」などと述べたため、これが好感されました。ＮＹ原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の８月物は前日比0.02ドル高の１バレル68.08ドルでした。ＮＹ円相場は３日ぶりに反落、前日終値比65銭円安・ドル高の１ドル＝112円85～95銭でした。
好調な米株、ドル高を受け、本日の日経平均は４日続伸する見通しです。想定レンジは22800円±200円程度です。昨日まで大幅に３日続伸したため、上値では利益確定売りも出るでしょう。しかし、売り方の買い戻しや、今回のリバウンドの初動に乗り遅れた投資家の買いも見込めるため、下値は堅いとみています。基本的には、輸出関連の指数寄与度の大きい銘柄群を中心に大型株が買われ、日経平均を押し上げることになりそうです。
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