30日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均の想定レンジは19200円±100円
31日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比130円高の19200円、高値は終値、安値は30日17時55分の19010円でした。30日のNYダウは反発、前日比69.17ドル高の20728.49ドルでした。ナスダック総合株価指数は、同16.797ポイント高の5914.344ポイントと、1日以来ほぼ1カ月ぶりに過去最高値を更新しました。16年10~12月期の実質GDP確定値は前期比年率で2.1%増と改定値から上方修正され、市場予想を上回ったことが好感されました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の5月物は前日比0.84ドル高の1バレル50.35ドルでした。NY円相場は1ドル=111円85~95銭の 85銭円安・ドル高でした。
米国株高、ドル高・円安、原油先物高のトリプルメリットで、本日の日経平均は反発する見通しです。想定レンジは19200円±100円です。上値は75日移動平均線(30日現在19261.14円)、25日移動平均線(同19338.24円)が抵抗するでしょう。一方、下値は5日移動平均線(同19146.33円)が支持しそうです。ところで、3月第4週(3月21~24日)の投資部門別株式売買動向では、海外投資家は3741億円の売り越しでした。売り越しは6週連続で、この間の累計売越額は1兆1085億円に達しています。この海外勢の売り越しスタンスに変化が出ないと、日経平均の先高観が強まることはないでしょう。
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