15日の海外動向と本日の相場見通し 堅調な米株を受け、日経平均は強含みもみあい
16日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比10円高の21830円、高値は16日04時48分の21940円、安値は16日00時37分の21540円でした。15日のNYダウは5日ぶりに反発、前日比208.77ドル高の25289.27ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発、前日比122.639ポイント高の7259.032ポイントでした。「米国と中国が、20カ国・地域(G20)首脳会議で貿易戦争の休戦で合意する努力を強めている」とフィナンシャル・タイムズが15日午後に報じたことが好感されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の12月物は前日比0.21ドル高の1バレル56.46ドルでした。NY円相場は1ドル=113円55~65銭、前日比横ばいでした。
堅調な米株を受け、本日の日経平均は強含みもみあいでしょう。想定レンジは21850円±200円程度です。ところで、日本経済新聞社が15日までに発表を終えた主要上場企業1585社(金融除く)を集計した結果によれば、純利益は前期比1%増と3期連続の最高益を確保する見通しですが、増益率は前期の34%台から大きく縮小するそうです。これはバリュエーション面での日本株の上値抑制要因となるでしょう。
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