８日の海外動向と本日の相場見通し 米株高で日経平均も堅調、ただし、上値は重い
９日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比70円高の20290円、高値は８日23時31分の20400円、安値は９日00時54分の20190円でした。８日のＮＹダウは３日続伸、前日比256.10ドル高の23787.45ドルでした。ナスダック総合株価指数は同73.527ポイント高の6896.998ポイントでした。米中協議に関して、トランプ米大統領が８日朝、「非常に順調に進んでいる」とツイッターに投稿したことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は７日続伸、ＷＴＩ期近の２月物は前日比1.26ドル高の１バレル49.78ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落、前日比５銭円安・ドル高の１ドル＝108円70～80銭でした。
米国株高を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは20300円±200円程度です。ただし、ザラ場で更なる好材料が出ない限り、買い一巡後は膠着感が強まる見通しです。相場環境は年末に比べて好転していますが、多くの投資家は傷んだので、ここから上は戻り売り圧力が強まると同時に、積極的な買い増しも期待薄です。
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