13日の海外動向と本日の相場見通し NYダウ反発・合意なき離脱拒否を好感へ

14日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比260円高の21310円、高値は140029分の21330円、安値は131630分の21040円でした。13日のNYダウは反発、前日比148.23ドル高の25702.89ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続伸、前日比52.374ポイント高の7643.405ポイントとほぼ5カ月ぶりの高値で取引を終了しました。1月の米耐久財受注額は前月比0.4%増え、市場予想の0.6%減に反して改善しました。これが好感されました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の4月物は前日比1.39ドル高の1バレル58.26ドルでした。NY円相場は1ドル=1111020銭、20銭円高・ドル安でした。

 

NYダウの反発を受け、本日の日経平均も反発する見通しです。想定レンジは21400円±150円程度です。ただし、21500円オーバーでは利食い売りや、ヤレヤレ売りが優勢になるともみています。なお、英下院は13日夜(日本時間14日未明)、EUからの「合意なき離脱」を拒否する決議案の採決を行い、賛成多数で可決しました。これは一応ポジティブ材料として機能するでしょう。ちなみに、英議会は14日に「合意なし」を回避するための対応として、3月末の離脱時期を延期するかどうかを採決する予定です。 

 

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