1日の海外動向と本日の相場見通し 良好な米中景気指標で米株高・円安、日経に追い風
2日の大阪ナイトセッションの日経先物６月物は前日比200円高の21650円、高値は終値、安値は１日21時30分の21470円でした。１日のＮＹダウは３日続伸、前週末比329.74ドル高の26258.42ドルと昨年10月上旬以来、ほぼ半年ぶりの高値で取引を終えました。ナスダック総合株価指数は同99.589ポイント高の7828.910ポイントでした。中国の３月のＰＭＩが好不況の分かれ目となる50を上回ったことや、米国の３月のＩＳＭ製造業景況感指数も市場予想を上回って上昇したことが買い材料になりました。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の５月物は前週末比1.45ドル高の１バレル61.59ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落、前週末比55銭円安・ドル高の１ドル＝111円30～40銭でした。
米株高、円安を背景に、本日の日経平均は強い動きが期待できそうです。想定レンジは21600円±150円程度です。ところで、１日の上海総合指数は大幅続伸、前週末比79.6030ポイント（2.57％）高の3170.3610ポイントでした。節目の3100台を回復し、昨年５月22日以来およそ10カ月半ぶりの高値でした。このため、我が国でも中国向け売上高比率の高い企業が買われる見通しです。
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