4日の海外動向と本日の相場見通し NYダウ高・円安を好感も、雇用統計で様子見ムード強い

5日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比80円高の21780円、高値は終値、安値は4日1747分の21680円でした。4日のNYダウは続伸、前日比166.50ドル高の26384.63ドルでした。トランプ米大統領が中国の劉鶴副首相との会談で首脳会談の日程を議論する可能性があると伝わったことが好感されました。また、ボーイングが2.89%上昇し、1銘柄でダウを75.42ドル押し上げました。一方、ナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落、前日比3.769ポイント安の7891.784ポイントでした。NY原油先物相場は続落、WTI期近の5月物は前日比0.36ドル安の1バレル62.10ドルでした。NY円相場は続落、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=1116575銭でした。

 

NYダウ高、円安を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは21750円±150円程度です。ただし、日本時間5日2130分発表予定の3月の米雇用統計を控えています。その内容を見極めたい市場参加者も多いため、全般的には様子見ムードが強い1日になりそうです。

 

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