25日の海外動向と本日の相場見通し 円高、10連休で相場の上値は重い
26日の大阪ナイトセッションの日経先物６月物は前日比140円安の22210円、高値は25日18時06分の22310円、安値は25日23時15分の22150円でした。25日のＮＹダウは続落、前日比134.97ドル安の26462.08ドルでした。四半期決算が失望されスリーエムが12.95％安と急落し、１銘柄でダウを192.33ドル押し下げました。一方、ナスダック総合株価指数は反発、同16.667ポイント高の8118.682ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の６月物は前日比0.68ドル安の１バレル65.21ドルでした。ＮＹ円相場は反発、前日比60銭円高・ドル安の１ドル＝111円55～65銭でした。
円高気味の上、明日からの10連休を控え、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは22200円±200円程度です。なお、日銀は25日まで開いた金融政策決定会合で、政策金利のフォワードガイダンスを明確化しました。「海外経済の動向や消費税率引き上げの影響を含めた経済・物価の不確実性を踏まえ、当分の間、少なくとも2020 年春頃まで、現在のきわめて低い長短金利の水準を維持することを想定している。」としました。これは先行きの相場の下支え要因となる見通しです。それでも、足元で本格化している主要企業の19年３月期決算発表を見極めたいという投資家も多く、相場全体の上値は重いでしょう。
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