15日の海外動向と本日の相場見通し 米株上昇も、米中貿易摩擦問題が上値抑制要因
16日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比20円高の21180円でこれが高値、安値は15日21時44分の20870円でした。15日のNYダウは続伸、前日比115.97ドル高の25648.02ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸し、同87.653ポイント高の7822.147ポイントでした。「米政権が自動車や同部品への追加関税導入の判断を6カ月遅らせる」と伝わったことが買い材料でした。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の6月物は前日比0.24ドル高の1バレル62.02ドルでした。NY円相場は横ばい、前日終値と同じ1ドル=109円55~65銭でした。
米国株が堅調なことはポジティブです。しかし、トランプ米大統領が15日、米企業が安全保障上リスクがある企業の通信機器の調達を禁じる大統領令に署名するなど、米中貿易摩擦問題が燻り続けています。残念ながら、日本株の上値は重いでしょう。日経平均の想定レンジは21100円±200円程度です。15日発表された中国の4月の工業生産高が前年同月比5.4%増と市場予想の6.6%増を下回ったことや、小売売上高が前年同月比7.2%増と市場予想の8.8%増を下回り、2003年5月の4.3%増以来の低さになったことは上値抑制要因です。
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