14日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は軟調想定、内需株とゲーム専用機関連に注目
15日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比40円安の19840円、高値は14日20時49分の19940円、安値は14日23時57分の19710円でした。14日のNYダウは続伸、前日比460.09ドル高の21374.56ドルと、連日で過去最高値を更新しました。一方、ナスダック総合株価指数は反落し、同25.477ポイント安の6194.892ポイントでした。FRBは14日まで開いたFOMCで追加利上げを決めました。また、メンバーの中心は、17年中は残り1回、18年は3回の利上げを見込んでいます。これを受け、金融株に買い戻しが入りました。しかし、FOMCの結果公表後に代表的なネット関連株が軒並み下げに転じました。NY原油先物相場は4日に反落、WTI期近の7月物は、前日比1.73ドル安の1バレル44.73ドルと、心理的節目の45ドルを割り込みました。NY円相場は反発し、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=109円50~60銭でした。一時は108円81銭まで円高が進みました。5月の米CPIが前月比で0.1%下落し、物価の伸び悩みが鮮明になったことや、5月の小売売上高も横ばい予想に反して前月比0.3%減となったことが、ドル売り材料になりました。
米国のIT関連株安、円高が嫌気され、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。主力の輸出、IT関連の値嵩株が日経平均の足を引っ張るでしょう。想定レンジは19850円±100円程度です。物色面では、円高の影響を受け難い内需株が買われ、指数を支えそうです。また、“世界最大級のゲーム見本市「E3」が米国時間13日、開幕し、任天堂(7974)の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が多くの来場者の関心を集めている”との報道を受け、ゲーム専用機関連が物色されそうです。
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