4日の海外動向と本日の相場見通し 米株大幅高、日経平均も6日ぶりに大幅反発へ
5日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比370円高の20730円、高値は終値、安値は4日16時30分の20390円でした。4日のNYダウは続伸、前日比512.40ドル高の25332.18ドルでした。ナスダック総合株価指数は同194.098ポイント高の7527.117ポイントでした。中国商務省が4日、貿易摩擦は「対話によって解決すべきだ」との声明を出したことが好感されました。また、パウエルFRB議長が貿易摩擦の激化に懸念を示し「景気拡大を持続させるため適切に行動する」と述べたことも、買い材料になりました。NY原油先物相場は5日ぶりに反発、WTI期近の7月物は前日比0.23ドル高の1バレル53.48ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反落、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=108円10~20銭でした。
米株大幅高を受け、本日の日経平均は6日ぶりに大幅反発する見通しです。想定レンジは20750円±250円程度です。6月のFOMCで、FRBが利下げの議論を始める可能性が高まったことで、米国株が目先底堅く推移することへの期待が高まったことは、日本株にポジティブです。ただし、米国金利低下は円高要因でもあり、日本株は米国株に完全に連れ高することは難しいでしょう。
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